柿右衛門窯 カキエモンガマ
重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」として総合指定を受けており、『濁手素地』と呼ばれる、柔らかく温かみのある乳白色の素地が特徴です。
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製造元柿右衛門窯 (カキエモンガマ)
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創業1616年 (元和2年)
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代表酒井田柿右衛門
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住所
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電話0955-43-2267
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定休日年中無休
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営業時間9:00~17:00(年末・年始は除きます)
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HP
Our Commitment to Quality / こだわり
柿右衛門の白い美「濁手」
柔らかく温かみのある乳白色の素地『濁手素地』。柿右衛門様式の美しい赤絵に最も調和している素地で、1670年代にその製法が完成したと言われています。
1971年には国の重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」として総合指定を受け、十四代、十五代柿右衛門がその技術集団を統率し次代へと事業を継承、現在に至ります。
柿右衛門様式の歴史
1659年頃にヨーロッパ等への輸出のため生産が拡大された有田の色絵磁器のなかで確立した「柿右衛門様式」は、国内はもとより国外でも高く評価されました。
ヨーロッパの王侯貴族たちは初めて目にするその華麗な色絵磁器に魅了され、自分たちの宮殿や邸宅を飾るため財を傾けてまでも競って手に入れたといわれています。
展示場・参考館
柿右衛門窯には、製品を購入できる「展示場」と、人間国宝 十四代酒井田柿右衛門をはじめとする歴代の代表作品を展示する「古陶磁参考館」があります。
最近ではJR九州クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の乗車の皆様がご来窯になりました。